King’s Return

2018年シーズン中に股関節の手術を行い離脱後、昨年春季キャンプの途中から復帰したが、本来のパフォーマンスには程遠く再度帰国しリハビリをしていたキング・オブ・クローザー『守護神』デニス・サファテが、今春は春季キャンプ初日から参加するらしい。
まだ昨年のように来日してブルペン投球はしたが、本調子ではなく、再度リハビリへという可能性もゼロではないが、春季キャンプへの参加が必須でないサファテが初日から参加するということは全力で投げられるという自信と、今年は競争しなければならないという危機感を持っているということかと思う。
ホークスは昨年最多セーブこそ逃したものの、「代理」の冠を外してよいほどに森唯斗が守護神として一本立ちルーキーの甲斐野も森の「代理」守護神を務められるようにステップアップを続ける。ここにサファテの復帰でダブルストッパーならぬトリプルストッパーの可能性もある。(甲斐野先発転向の可能性もあるとは思うが)同点の9回での選択肢が増えることで接戦を勝ち切ることが多くなるのではないだろうか。
それもこれもサファテの調子次第だ。春季キャンプでのサファテのアピールに期待したい。