ファイナル開幕は和田

10月9日クライマックスシリーズファイナルステージ第1戦・感想
感想といってもまだ試合前だけど予告先発は和田毅。胸が熱い。
2017年のほとんどと2018年1軍登板が無く、リハビリを続け、もうこのまま引退かもしれない。もう一度1軍で投げてくれるだけでいいから投げる姿を見たいとまでおもっていたわっちが大事なクライマックスシリーズファイナルの開幕投手だなんて胸が熱くならずして何が熱くなるというのだ。
もちろん心配も多い。わっちは被本塁打の多い投手である。試合感覚が空いて試合勘が鈍っているかもしれない相手にバットを気持ちよく振らせてしまうのではないだろうか。最初の試合でホームランスイングを呼び覚ましてしまえばこのシリーズを電車道で寄り切られてしまうかもしれない。山川のホームランパフォーマンス「どすこーい」ではないが相手は2年連続リーグ優勝チーム、いわば横綱なのだ。もう一つシーズン終盤に何度か足が攣って降板したことがあった。体力不足だ。早めに先発の通達はしていたようなのでしっかり調整してくれているとは思うが。
そして監督がこの大事な試合の先発に選んだのはやはり経験値ということに尽きるだろう。何度もひりつく試合を任されてきた和田ならばプレッシャーで本来の力が発揮できないということも無いだろう。
さらに魔球と呼ばれるストレート、スライダー、サークルチェンジとフルスイングをさせないコンビネーションで、山賊打線のスイングを鈍らせて欲しいとの願いもあるだろう。
予想というか希望
打線が何とかニールを攻略してもらいたい。9月11日の対戦ではしっかり抑えられている。7回まで投げて83球被安打7失点はソロHRの1点のみのようだ。一発狙いの雑な攻撃ではまたニールの思うつぼ だ。
走者を出さないことには楽に投げさせてしまう。シュート系のツーシームを中心に組み立てているようなので右打者よりも左打者が鍵になるのではないか。
そしてポストシーズン男内川の働きにも期待したい。
もう一つなんとか塁に出て捕手森の負担を増やしたい。森は捕手をやりながら首位打者を取るほどのスーパーキャッチャーだが、短期決戦でも果たして同じように働けるだろうか。
まぁライオンズが強い事は疑うべくもないが、何とか喰らいついて勝機を見出してほしい。