工藤采配のシナリオ通り逆転勝利で首位キープ
9月8日ヤフオクドーム対千葉ロッテマリーンズ24回戦、感想
スコア
ロ ッ テ │020│220│000│6
ソフトバンク│103│000│23x│9
再三のリードの展開になるも武田リード守れず
好調の切込み隊長牧原を起点に初回先制するも武田は2回に不調のレアードに2ランを献上し即逆転を許す。3回には中村晃が積極的見逃しで四球出塁をもぎ取りY柳田、グラシアルのタイムリーで再逆転しかしここでも4回2本の2塁打と一つの四球で同点に追いつかれる。先発としての役目を果たせなかった武田はこの回で降板。
流れを変えた甲斐野の好投
武田の後にマウンドに上がった高橋純平も流れを変えられずに2失点。
ビハインドの展開ではあったが工藤監督は7回に甲斐野を投入。
甲斐野央は7回を圧巻の投球で3者凡退に打ち取った。これで流れが変わった。
甲斐野央の好投に応えた松田の一発
甲斐野央が7回表をあっさり片付けるとその裏先頭打者の松田が右中間にソロHRを放ちお決まりの「熱男~!」。球場が一体となり一気にボルテージが上がった。これで流れがホークスに傾き今宮は四球で出塁。工藤監督は今宮に代え一撃必殺の飛び道具周東を代走に送る。高谷の送りバントで周東は2塁へ。ここでロッテベンチは左腕セットアッパー松永を投入。すかさず工藤監督は左キラー川島を打席に送る。工藤監督の書いたシナリオ通りに川島はヒットを打ち周東は2塁から生還。シナリオ通りだ。シナーリオ!
終盤ホークスペースに
流れは来た。これで完全にホークスペース。
内川の2塁打。松田は敬遠され高谷には代打明石。明石は期待通りタイムリーツーベース。
ここでもシナリオ通り。シナーリオ!
最後は川島のツーベースで9点目とどめを刺した。
森30セーブ目で試合を締める。
9回で3点リードであれば当然森唯斗。森唯斗は中村奨吾にツーベースを打たれはしたが、危なげなく9回を投げ終えた。
感想
苦手なロッテ相手に序盤から中盤イニシアチブをとられながらも踏ん張って逆転勝ちできたことは選手たちにとっても首脳陣にとってもモヤモヤを払う結果になっただろう。CSを戦う上で致命的な苦手意識が払しょくされていれば最高だ。