鷹の祭典in東京ドーム死闘5時間21分!栗原陵矢殊勲の犠牲フライ

7月8日東京ドーム鷹の祭典対埼玉西武ライオンズ12回戦ハイライト・感想
スコア
西 武 │000│001│402│000│7
ソフトバンク│011│120│101│001x│8
出場成績
1⃣ 牧原大成(遊二)4打数0安打 1四球1死球
2⃣ 福田秀平(中)6打数2安打1打点
3⃣ 内川聖一(一)5打数1安打1犠飛1打点
4⃣ デスパイネ(指)4打数2安打1本塁打1打点1死球
走指釜元豪
走指塚田正義 1敬遠
5⃣ グラシアル4打数0安打
左 周東佑京 1打数0安打
打 栗原陵矢 1犠飛 1打点
6⃣ 松田宣浩(三)5打数2安打1打点
7⃣ 明石健志(二)4打数0安打
捕 高谷裕亮 1打数0安打
8⃣ 甲斐拓也(捕)3打数2安打
遊 高田知季
9⃣ 上林誠知(右)5打数4安打2本塁打3打点
投手起用
先発ミランダ5回1/3、96球、被安打4、被本塁打1、奪三振6、与四死球3、失点1、自責点1
嘉弥真新也2/3回無失点
武田翔太2/3回4失点
高橋純平1/3回無失点
【H】加治屋蓮1回無失点
甲斐野央1回2失点
【H】松田遼馬2回無失点
【勝】推野新1回無失点
ミランダ好投6回途中1失点

約1か月ぶりのマウンドとなったミランダだが、5回1/3を1失点と試合を作った。4回2死1,3塁のピンチでは栗山をアウトコースチェンジアップで見逃し三振に斬って取り吠えた

5回2死では秋山のセンター返しに手を出してしまい打球を手に当ててしまったが、一旦ベンチに下がった後続投した。その後6回の表先頭の山川に本塁打を許し、中村にもヒットを許したところで降板。
デスパイネ先制ホームラン
最近調子の上がってきたデスパイネが先制のソロホームラン。
2回裏の先頭打者で打席に立つと二球目外角高めのストレートをライトスタンドへ。調子が上がってくると見せるセンターから逆方向への意識があったあらこそ反応した球だろう。

3回裏繋いだ追加点
3回裏8番甲斐拓也がヒットで出塁すると9番上林もヒット(ランエンドヒット)で1,3塁とチャンス拡大。上林が盗塁を失敗し、1死3塁となったが1番牧原が四球を選び出塁。
この場面で2番福田秀平のセカンドゴロの間に甲斐が生還し1点追加。ホームランの得点だけでなく繋いで得点できるようになったことは大きい。
4回裏松田20号ソロで3点目
4回裏二死走者無しから松田はカウント2-2からインハイのストレートをレフトスタンド上段に打ち込んだ。

6回西武山川が13試合ぶりとなるホームラン
打球を手に当ててしまった影響か、ミランダは、山川穂高に13試合ぶりとなる本塁打を許してしまった。

7回表武田翔太、高橋純平救援失敗
7回表から救援に上がった武田翔太は、2アウトを取った後二つの四球を与え、更に2本のタイムリーヒットを打たれ走者二人を残し降板。後は高橋純平が継いだ。高橋純平は、森友哉に四球を与え2死満塁。そこから中村剛也にタイムリーツーベースを打たれ終盤に同点とされてしまった。
7回裏繋いで勝ち越し
7回裏先頭打者上林ライトへヒット。牧原は外野フライに倒れたが、福田ヒットで1,3塁。内川ライトへ犠牲フライで1点勝ち越し。
甲斐野央セーブ失敗9回表に逆転を許し絶対絶命
8回は加治屋蓮が抑えた。9回を抑えればホークスの勝ちという場面。マウンドには守護神の代役の代役が板についてきた甲斐野央。
しかしは先頭打者源田に2ベースを打たれてしまう。そこから3番外崎、4番山川と怖い打者を打ち取ったが5番森に痛恨の被弾。7-6と1点のリードを許してしまう。

1点ビハインドの9回裏上林崖っぷちの変態弾
9回表に1点を勝ち越され9回表先頭打者の高田は見逃しの三振に倒れた続く上林もフルカウントまで追い込まれた。そして運命の7球目低めのストレートを上林は払うように振るとリストだけでライトスタンド前列へ。この打ち方は上林しかできないだろう。とにかくこれで同点とし、9回裏に試合は振出しに戻った。

延長戦松田遼馬が耐える
延長に入って10回からは松田遼馬が投げた。10回を3人で抑え、回を跨いで11回にも投げた。11回には1死から源田にヒットを打たれ外崎に死球を与え山川、森と続く大ピンチを踏ん張った。あまり名前は出ていないが影の殊勲者だろう。

運命の12回
12回の表は推野新がマウンドに上がった。先頭の中村剛也には四球を選ばれ、栗山には犠打を決められ、1死2塁と得点圏に走者を背負った。しかし続く金子、代打岡田を打ち取り負けは無くなった。
その裏のホークスの攻撃は先頭打者の牧原、セーフティバント失敗。続く福田秀平センターへのヒットで出塁。更に内川がライトへのヒットで1,3塁。
ここで代打塚田を送るが塚田は申告敬遠。これで1死満塁となる。ここで更に代打栗原陵矢。栗原は初球低めの変化球を打ちこれがサヨナラの犠牲フライ。

総括・感想
苦しい試合になった。やはり長打を沢山打てるチームは強い。
先日危険球により退場したモイネロがそれ以降登板が無いのが心配だ。
モイネロがいればもう少し継投が楽だったかもしれない。
骨折からの復帰以来不調だった上林が2本塁打を含む4安打。復調となればこれほど頼もしいことは無い。鷹の祭典まず1勝。この後も勝ってライトブルーのチャンピオンブルー2019を縁起の良いユニフォームとして欲しい。