意地のぶつかり合い。天国から地獄そして再び天国へ

7月2日対東北楽天ゴールデンイーグルス12回戦ハイライト、感想
スコア
東 北 │001│000│3│
ソフトバンク│310│001││
出場成績
1⃣ 明石健志(二)2打数2安打1四球
打 塚田正義 1死球
走二牧原大成 1打数1安打
2⃣ 福田秀平(中)4打数3安打
3⃣ グラシアル(三)4打数2安打(1本塁打)6打点
走 釜元豪
捕 栗原陵矢
4⃣ デスパイネ(指)3打数0安打1打点
5⃣ 松田宣浩(三)5打数2安打
6⃣ 内川聖一(一)4打数1安打
7⃣ 上林誠知(右)4打数0安打
8⃣ 甲斐拓也(捕)3打数1安打
捕 高谷祐亮1打数1安打
走左周東佑京
9⃣ 高田知季(遊)
投手起用
先発高橋礼7回105球、被安打7、被本塁打1、奪三振2、与四死球1、失点4、自責点4
【勝】モイネロ1回2失点
【S】甲斐野央1回無失点
今季初の1番明石2番福田
1番に座った明石は最初の打席でライトにツーベースヒット。2番福田は送りバントだったが転がした打球が野手の間を転がり結果的に内野安打。
無死1,2塁としたところで3番グラシアルは内角高めの球を強引に逆方向におっつけてスリーランホームラン。いきなりホークスが試合の主導権を握った。
2回、先頭打者の高田がヒットで出塁すると打順は1番に帰り明石。明石は2打席連続となるヒットでチャンス拡大1,3塁。この場面で斐紹がパスボールホークス更に1点追加。
先発高橋礼早めに援護を貰ったが追いつかれる
先発の高橋礼は3回に1点を返されるもその後はテンポよくアウトを重ねていた。そして7回捉えらえ始めると、を茂木に同点本塁打を許し勝ち投手の権利を失った。丁度100球目だった。
8回表悪夢の逆転本塁打
先発高橋礼は7回でマウンドを降り8回からはモイネロが投げた。
しかしモイネロはブラッシュを四球で歩かせた後銀次にツーランホームランを打たれこの試合初めてのビハインドに。
8回裏奇跡の再逆転
8回裏抑え捕手で出場していた高谷が、セブニックからヒットを放つ。高谷を1塁に置いて6回から代走→守備固めで出所していた牧原が、センターへヒットを放ち無死1,2塁続く福田もセンターへヒットを放ち、無死満塁。3塁走者高谷に代え代走周東。続くグラシアルもライトへヒットを放ち二人の走者を返し再逆転。
更にデスパイネが右中間に大飛球を放ち三塁走者福田がタッチアップで生還。
総括・感想
またも終盤に逆転勝利だ。采配が冴えまくっている工藤監督もさすがに今日の高橋礼の交代は引っ張りすぎたのではないかと思ったが、しっかり辻褄を合わせた。しかも和田、中5日の千賀と救援が必要になりそうな試合の前に、先発とモイネロと甲斐野央の3人で試合を終えたことが明日以降の試合に繋がる大きな一手となった。高橋礼は今のところあれくらいがリミットなのだろうが、今日はベンチが信頼してもう一つ先を目指せるよう任せたが、信頼には応えられなかった。打線のつながりが良い。打順を入れ替えた上位打線も良く機能した。
2軍から戻ってきた牧原はファーストストライクを積極的に打ってこれをモノにした。なんとしても取りたい今日の試合だった。
楽天に対しては今日の試合前に3試合負け越していたのでなんとか三連勝して五分に戻したいところだ。